ただし小説版をな!

例によって平成ライダー小説版だけあってTV版とは結末も設定がだいぶ違います
まとめると
・キバットやタツロットがいない
・太牙ニーサンがいない
・ガルル以外のアームズモンスターがいない
・過去イクサなし
・エンペラーフォームもダークキバもサガも登場なし
・名護さんが初期の遊び心を持たないまま進む
・音也が過去イクサがないためかよりチート化
などなど。
平成ライダーの小説版なら設定違うことならよくありますが、
キバの象徴ともいえるキバットが一切登場しないというのはだいぶTV版とは違う印象になります。
キャラの性格は基本変わりませんが前述の通り過去に行かないため名護さんが最後まで初期のファンガイア絶対殺すマンのまま。草加辺りに近いところがあります。小説版キバでもトップクラスで印象や結末が違うキャラとなっております。
それ以外のキャラは概ねTV版に近く、音也とゆりと真夜の昼ドラよろしくドロドロ三角関係、渡と深央のじれったい関係、音也と次狼の友情、などなどはしっかり抑えてます。
チェックメイトフォーも「チェックメイトフォー」としては登場しません。しかしルークやビジョップと思われるファンガイアは登場します。
また後半から影が薄くなった静香がしっかりとヒロインしてたりなぜ渡の洋館に来てヴァイオリンを習い始めたのか、両親について、などTV版で謎だった部分をしっかり保管しております。
小ネタで豆腐を掴めない刑事がドラマにいたなどわかる人ならニヤッとなるシーンなどもちらほらと
TV版の謎の部分を保管し、なおかつ違った話を展開していくなどキバ好きなら読んでおいて損はないと思います
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