あらすじ
ビクトルギエルとの決戦から1年後、1年の海外研修を終え日本に帰ってきたヒカルを待っていたのはサクヤと、友也によって再生したマナを迎え入れた『新生UPG』であった。だが平和な時は長く続かず、雫が丘の上空に突如謎の時空城が出現し、そこから「全ウルトラ戦士を封印した」と豪語する超時空魔神エタルガーと女戦士・アレーナが現れる。戦いを挑むギンガとビクトリー、そしてUPGの仲間達であったが、戦いの最中、別宇宙よりやってきた青年・春野ムサシとウルトラマンゼロまでもが現れる。
感想放映場所が少なくてなかなか見れなかったですがやっと見に行くことが出来ました。
見た感想は素晴らしいとしか言いようがないです。見に行ってよかったよかったです。ここ最近見てきた作品でもトップを誇る出来でした。
良いところはいろいろありますが、やはりウルトラマンもUPG隊員も全員が活躍させているのはとてもよかったです。登場キャラ全員にスポットをあてられてるのは春の仮面ライダー映画も見習ってほしいなと思っちゃいます。まぁウルトラマンタロウなどでの客演ウルトラマンにも同じ事が言えますが…
それはさておき、各フォームチェンジ、戦闘BGMは各ウルトラマンの登場作品でのBGMのアレンジが使用されているなど歴代ウルトラマンどの世代でも「おぉ!」となるような演出があったんも良い点のひとつです。それぞれのウルトラマンの強敵を配置して、一人その場に残り、他のウルトラマンにあとは託すというシーンがまたたまりません。
ひとりひとりが最も恐れを示す強敵を、互角以上に戦い、自力で勝利するなど、ウルトラマンも成長したり先輩の立場になってるんだなとなかなか憎い演出を」やってくれてます。
それ以前にもUPG隊員も最も恐れを示す存在の幻覚を見せられますが、ヒカルとショウが特訓を終え、隊員みんなに恐怖から逃げてばかりではなく、立ち向かって克服することが大事など、通信機で語り、それを聞いてみんな幻覚から立ち直るなどもグッドでした。
新ヒーローとしてギンガとビクトリーが合体した姿として登場した、『ウルトラマンギンガビクトリー』。最初見たときはなんかごちゃごちゃしてるなーと思いました。いざ動く姿を見せられると、手のひら返してかっこいいと思いましたw。なにより、ウルトラタッチで変身というので興奮させられて、巨大なダークルギエルの攻撃をもろともせず、爆風のなかを歩き、一発で撃破などとてもパワフルさを感じました。TV本編はギンガストリウム、昭和ウルトラマンの力を使い、今回のギンガビクトリーは平成ウルトラマンの力を使うなど対比の仕方もよかったです。
ウルトラマンゼロの扱いも好きでした。春野ムサシとウルトラマンサーガだ会っていることを触れていたり、ギンガのことをタロウから聞いていたり、父の血や師匠の影響なのか妙にハードな特をやらせたり、キングからウルトラフュージョンブレスを授かっていたりなど、小ネタがいろいろありました。
まだまだいろいろ良い点はありますが、この辺にしておきます。個人的に文句なしの名作でした。神作と言っても問題ないと思います。歴代ウルトラマンを知らない人でも、わかりやすく技名を言ってくれてたりおすすめできますす、知ってる人なら尚更見させたい作品です。ウルトラマン新列伝で、「ウルトラファイトビクトリー」が放送されるので、こちらも楽しみですね。
-- 続きを閉じる --